工場間のコーヒーロットの香りの客観的な変動評価

コーヒー製造メーカー様

コーヒー豆のロット管理に電子嗅覚システムを利用

分析

装置: 簡易型におい判別システム GEMINI


工場ごとにおけるコーヒーの製造ロットのばらつきを確認するために、7工場からそれぞれ3ロットずつサンプリングし、においとしてのばらつきを比較した。




主成分分析(上段PCA)では、7工場、各3ロットのにおいの違いを表現しており、3ロットのテリトリーの分散が最も小さい(狭い)工場ほど安定した生産が 行われていることを示唆する。 さらにそれらの相対標準偏差(%RSD)を求めることで、同一工場におけるロットの ばらつきを明確な数値で表すことができ、ここではCC1工場が最もばらつきが少なく、 CC5工場で最大のばらつきが観察された。


結果

簡易型におい判別システムにより、工場間・ロット間のばらつきの評価が可能となった。


※添付の資料は著者の許可を得て掲載しています。

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