chroma THC ガスアナライザー

自動GC-FIDによるメタン・非メタン全炭化水素(NMTHC)モニタリング



chroma THCは、メタン(CH4)および非メタン全炭化水素(NMTHC)をppbからppmレベル(%レベルも可)で測定・モニタリング可能なFID(水素炎イオン化検出器)付ガスクロマトグラフです。 完全自動の等温産業用ガスクロマトグラフとして設計されており、環境モニタリングから工業プロセス管理まで、24時間365日の無人運転に対応します。

  • バックフラッシュ付きカラムにより、CH4とNMTHCを分離
  • 80℃の等温オーブン内に設置されたループとバルブによる注入
  • FID検出器(150℃加熱)による高感度検出
  • 専用ソフトウェアVistachromを搭載した内蔵PCにより、全データの保存とリモート制御が可能

chroma THC の主な特徴

  • マトリックス効果なし: O2とCH4を完全に分離するため、酸素濃度の変動による干渉を受けません。
  • 高い安定性: キャリアガス(水素)の圧力調整バルブにより、炎の揺らぎを排除し安定した測定を実現します(保持時間のドリフト< 0.3 %)。
  • 柔軟な測定範囲: アプリケーションに応じ、ppbレベルの高感度測定から、%レベルの高濃度測定まで対応可能です。
  • 充実したデータ管理: MODBUS / MGS1 / 4-20mA 等によるデータエクスポートに対応し、閾値アラームの設定も可能です。

アプリケーション

  • 大気環境モニタリング(都市・郊外)、敷地境界モニタリング
  • クリーンルームの空気質監視
  • 純ガス(N2/CO2/O2など)中の不純物管理
  • 排水処理プラント、脱臭装置の効率監視
  • フィルターの性能監視(破過監視)

メタンとNMTHC の分離(80 秒)

仕様

名称 chroma THC ガスアナライザー
測定対象 メタン(CH4)、非メタン全炭化水素(NMTHC)、全炭化水素(THC)
検出限界 CH4: 20 ppb、NMTHC (プロパン換算): < 20 ppb
高感度モデル(chroma THC-1 ppb)はTVOC < 1 ppb
測定範囲 chroma THC-2 MIN (標準):
・20 ~ 5000 ppb (ゲイン 3)
・0.2 ~ 200 ppm (ゲイン 2)
・0 ~ 5 %(高濃度モデル・要小型サンプリングループ)

chroma THC-1 ppb (高感度):
・1 ~ 2000 ppb
相対標準偏差 保持時間: RSD < 0.3 % (48時間)
濃度: RSD < 2 % (48時間)
測定周期 標準: 2分(大気中 0-3 ppmの場合)
高濃度・プロセス用: 3 ~ 5分以上
高感度モデル: 10分
ガス供給 水素(FID/キャリア): 30 mL/min (2 bar, 1/16")
空気(FID): 180 mL/min (3 bar, 1/8")
バルブ駆動: 90 mL/min (計装エア等)
サンプル入口: 80 mL/min (1/4")
寸法・重量 ラック型 (4U): 幅 482 mm x 高さ 180 mm x 奥行 606 mm、約17 kg
壁掛け型: 幅 800 mm x 高さ 1000 mm x 奥行 300 mm、55 kg

※外観・仕様は予告なく変更することがありますので、予めご了承ください。


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