ビジュアルアナライザー
IRIS
複雑かつ不均一な表面の色・形・大きさを同時に分析!
製品の見た目は、消費者の購買意欲を最初に左右する決定要因であり、また品質や鮮度を表す指標にもなります。
ビジュアルアナライザー IRIS は、食品などの複雑かつ不均一なサンプル表面の見た目(外観)を数値化するシステムです。サンプルを高解像度CCDカメラで簡単に撮影し、細分割
されたサンプル表面の色や大きさのばらつきを、最先端のパターン認識ソフトウェアで迅速かつ高感度に解析します。
測定範囲の色が平均化される色差計等と異なり、人が目で見て感じるように、色・形・大きさを数値化できるのが大きな特徴です。電子嗅覚・味覚システムのデータとの統合も容易なため、におい・味・見た目の総合的な解釈により、人の感覚により近い官能分析が可能となります。

IRIS の特徴
- 大きな試料または不均一な試料でも、消費者が目にするのと同じように、 全体的な見た目(色、形状、大きさ・・・)を分析
- 測定試料の中から選択した特定の色のみに着目して分析
- 制御された条件下(光など)で測定できる上、キャリブレーション機能を搭載
- 高解像度、正確かつ再現性のある測定
- サンプル全体および構成する原料個々の視覚パラメータをそれぞれ客観的に評価
- 最先端の多変量統計処理を採用
- 製品トレーサビリティのためのデータ保存機能
動作原理
ビジュアルアナライザー IRISは、高解像度のCCDカメラを装備した測定チャンバーに、画像処理と多変量解析機能を兼ね備えたソフトウェアで構成されています。
キャリブレーション
付属の認可されたカラーチェッカーをチャンバー内のトレイに置き、自動キャリブレーションを実行します。
測定
複雑かつ不均一な食品サンプルをチャンバー内のトレイに配置し、CCDカメラ(1600 万色)でその平面画像を撮影します。D65(自然昼光)に近似した分光分布をもつ蛍 光ランプを採用しているので、自然光と同じ条件下で色の比較や検査を行うことがで きます。取得したサンプル画像は、ピクセルごとに分割され、各々に4096色のカラー ブロック番号(#)が割り当てられます。
データ処理
カラーブロックを説明変数とし、全表面積に対するそれぞれの比率を多変量データと して処理することで、色バランスの違いによるサンプル間の分類を行います。また、隣接するピクセル間の色差の程度に基づいて色が変化する境界を囲むことで、ある固 有の色範囲、および面積を求めることもできます。IRISは目的に応じた複数の手法を利用し、色とサイズ、形状に関する様々な外観データを得ることが可能です。
ベンチマークからロット管理まで
- ピザやクッキー等の焼き色や具のばらつきの評価
- 果物、野菜類の鮮度・熟成度の評価
- ピーナッツやコーヒー豆等のロースト具合の評価
- 競合品とのベンチマーク
- 貯蔵寿命の決定
- 品質管理やロット間の一貫性管理
- ロット内、製品内の原料の識別
- 消費者の外観に関する嗜好分析
サンプル間のポジショニング
銘柄の異なるりんごの識別とその色の特徴
経時変化・熟成度の評価

牛肉の経時変化に伴うカラーパターンの変化
製品仕様
| 品名 | ビジュアルアナライザー IRISVA300 | ||
|---|---|---|---|
| チャンバー | 開閉式チャンバー 480 x 420 x 560 mm (W x D x H) | ||
| 光源 | 制御された白色光 (6500°K) | ||
| CCD カメラ | 1600万色 | ||
| 校正 | 24色カラーチェッカーによる自動スケール校正 | ||
| 消費電力 | 定格150w/h | ||
| 寸法, 重量 | 670 x 512.5 x 721 mm (W x D x H), 45kg | ||
| 電源 | 110 / 220V - 50 / 60Hz | ||
| データ解析処理ソフトウェア | |||
| 動作環境 | CPU:PentiumIV 2.4GHz, RAM:4GB以上, HDD:250GB, 光学ドライブ:8xDVD-ROM, Windows 7 Professional 32ビット以上 I/Oポート:USB, IEEE1394 |
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| データ処理/表示機能 | 変数(カラーブロック)の最適化 RGBのフィルター設定(各0 - 255) カラースペクトル表示 プリミティブ画像表示 形状分析 (表面積、真円度、アスペクト比、Hu1 ・・・ Hu7) カラーブロックの色表示 |
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| デ−タ解析機能 | 主成分分析, 判別分析, PLS, SIMCA, SQC, ユークリッド距離 | ||
外観・仕様は予告なく変更することがありますので、予めご了承ください。
