センサーと官能評価データを組み合わせたアップルジュースのポジショニング

飲料メーカー様

風味に関するポジショニング

分析

装置

  • におい識別センサーシステム FOX
  • 電子味覚システム ASTREE

アップルジュースのブランドAを対照とし、 その試作品(スクロース、クエン酸、ビタミンC増量)と自社の他ブランド品、そして市場における競合他社品をサンプルとして選択し、風味に関するポジショニングを行った。

主成分分析

各アップルジュースは、QDA(定量的記述分析)法により様々な官能属性に関して、あらかじめ定量化が行われた。 上図は、センサー(におい&味)出力と官能データを統合し主成分分析したマップで、各サンプルがプロットされた位置に基づいて、その特徴を表現する官能属性を明確にするだけでなく、 説明変数としてのセンサーと官能属性のベクトルの関係を見ることによって、各センサーが示している属性の意味づけを容易にした。


結果

官能評価データと電子嗅覚・味覚システムによる分析結果を統合することで、 各アップルジュース(試作を含む)の風味特徴の分類とそれを表現している特定のセンサーを明確にすることが可能となった。


※添付の資料は著者の許可を得て掲載しています。


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